ママ犬エミー号は、2010年7月13日に6匹のかわいい子犬を生みました。ジュリ(純粋な心をもつ女性をイメージして、ジュリエットから繁殖ボランティアさんが命名)が約一年間我が家で過ごした記録です。

2011年8月27日土曜日

ステキな一日

 あれ?ジュリ、黒くなった? 焼けたかな?

なんて訳はない。
な、な〜んと、ジュリのママ、エミー号なのです!ただいま、お腹にベビーちゃんが入ってます(*^_^*)。

穏やか〜で、優し〜くて、つながれていても、静か〜で、なんともお利口さんなママでした。繁殖犬に選ばれるのが頷けます。



こちらは、カーラ号。
ジュリが生まれた時にとりあげたOさんが、いま預かっている繁殖犬です。

今日は、盲導犬協会で行われる見学会で、様々なボランティアの紹介がありました。そこへ、呼んでいただいたおかげで、エミーやカーラに会えたのでした。
そして、こちらはリタイア犬たち。
盲導犬として活躍し、な〜んと、パピーのときに育った家に帰ってきた親孝行犬です。

盲導犬としての仕事を引退し、育った家の近くにきたら、気配を感じ取ってはじめて「わん!」と鳴き、帰ってきたことがわかったそうです・・・。
 なんと、こちらのリタイア犬は、先述のエミー号のお姉さん!ずっと年上のお姉さんです。
そのまたお母さん犬も健在だそうです。
優秀ななDNA、命はつながっているんですね。
見学会では、パピー見本になるジュリさん。
「協会に帰ったらこんな訓練を始めます」とデモンストレーションをしますが、ジュリは私から離れると吠えたり、落ち着かなくなってしまうので訓練士さんと特訓中です。

実は人前は苦手で、協会に着くまで緊張でお腹が痛くなってた私です(^^;)。でも、他のワンコに会え、ボランティアの方々とお話しでき、ジュリをたくさん可愛がってもらって、とても有意義な一日を送らせてもらいました。ありがとうございました。
本来の目的である、今日の見学会にいらした方も「パピーウォーカーやりたい!」って思ってくれたらいいなぁ。

ジュリもかなり疲れたらしく、帰宅するなりケージに入って熟睡していました。
写真を撮ってもぴくりとも動きません。

しばらくして起きてきて、今度は2泊3日のキャンプから帰ってきたお姉ちゃんから離れません。

っていうか、そこはジュリのベッドだよね?


「今日は緊張したわんよ〜。
あ〜、つかれたわ〜〜ん。
家はいいわんね〜。」

って言ってるのかいないのか。






この顔に癒されるのも、残り1週間となりました。ブログを見ていただいている皆様も充分堪能してください(*^_^*)。

当たり前になってしまった四人兄弟の図も、あと1週間。


陸にいるアザラシを見るのも、あと1週間・・・。

パピーウォーカーをされた方々と話すのは、やはり「別れの辛さ」。何匹経験しても慣れるものではないそうです。
私は1週間後に自分がどう感じるか想像できません。ただ、部屋を模様替えしようと思ってます(^^)。友人に言われた「留学生みたいなもんだ」という言葉に支えられて、修了式を迎えようと思います。重要な使命を持って生まれたジュリを、健康で良い子に育てたという自負を持って。
今日も、私が少しでもジュリから離れると吠えたり捜したりと激しいジュリでしたが、修了式では、素直に訓練士さんと一緒に協会に入っていくのでしょうか・・・。
お楽しみに。

6 件のコメント:

  1. 後1週間ですか・・・
    私もこっそり、でもしっかり
    ジュリちゃんを見させてもらいますね(笑)
    ジュリちゃんなら大丈夫!!
    立派に巣立っていくこと間違いなしですね♥

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  2. 昨日はお疲れ様でした。大勢の人の前で話す体験は何度やっても毎回緊張しますよね。
    見学会に参加された方に私の想いが伝わったかしら、協会の趣旨に沿った話が出来たかしらなど、毎回反省ばかりです;;;アセアセ
    でも昨日は生ジュリにあえて、触れることができて本当に幸せでした。
    思ったより小柄で、キュートで何とも言えずかわいくて
    puppywalkerさんのご家族にかわいがられて幸せいっぱいに育ったジュりそのものでした。
    すっかりママ大好きジュリらしく、デモストレーションでなかなか訓練士を見ずに、いつまでもママを探すジュリに会場は笑いの渦、それでもわずか10分でちゃんと訓練士とアイコンタクトして歩くジュリに拍手でした^^

    この日はエミーとも再会できておまけに一緒にエコーでお腹のベビー達を確認出来てあの時の感動がよみがえってきました。今年の暮れには我が家でも3度目の感動が体験できそうです、楽しみです

    別れは寂しく辛いでしょうね、でもpuppywalkerとの出会いを待っているかわいいパピー達がいますよ
    別れを克服して続けてくださることを心から願っています

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  3. 昨日の講習会はボランティアさんのお話とあったので、
    行ってみたいと思ったのですが、都合がつかず・・・
    でも行けたらよかったなあ〜

    会えなくても、家族で「今頃どうしてるかな」って思える存在がいる、
    っていうのは、とても貴重なことだと思います。
    それがパピーウォーカーをして、嬉しいことかな(^^)

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  4. yumiさん
    待ってたような、考えたくなかったような修了式が迫ってきました。
    ジュリとの別れは寂しいけど、飼育責任者の私は1年間の緊張から解き放されます。
    あと1週間、更新見て下さいね(^^)/

    sadakoさん
    昨日はお疲れ様でした。
    sadakoさんは、いつも若々しくて、お元気で、犬たちとの幸せそうな生活もあって、私の目標です。これからも盲導犬パピーをたくさん取り上げて下さいね。ジュリも、昨日はsadakoさんやエミーのボランティアさんにいっぱい可愛がってもらって幸せそうでした。

    まりさん
    盲導犬協会って、私にとっては必死の長距離ドライブなので、無事に着くまではドキドキなんですが、犬がいっぱいいて、そこに居るのは犬好きの方ばかりで居心地がよくて、心が穏やかになります。きっと、ジュリも。

    まりさんは、パピーも留学生もたくさん御世話されて、出会いと別れを経験して、側にいない「家族」がいっぱいですよね。その家族を思いながら暮らすのもステキな時間なのでしょう。私も、もうすぐです。

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  5. こんにちは。
    先日は楽しい一日をありがとうございました!
    ジュリちゃんに会えてとてもうれしかったです。
    取り急ぎ、30DAYSアルバムに見学会の様子を載せました。
    合言葉は『愛情のバトンリレー』です。ジュリちゃんの写真多目です(笑)
    http://30d.jp/grinpon/1にアクセスしてみてください。
    もし見られない時はご連絡ください。

    ヴィッツ&エミ姉

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  6. ヴィッツ&エミ姉さん
    たくさんの写真をありがとうございます!!
    今回は話す側で、緊張もあったし、「こんな感じだったんだ〜」と分かりました。自分の姿は恥ずかしいばかりですが、ジュリを訓練士さんに渡してそそくさと部屋を出た後のジュリの顔ったら!見学にいらしてたご家族のお母さんから「見ていて涙が出そうでした。」って言われましたが、ホント、情けない顔してますね〜(^^;)。
    穏やかなエミーも見ることが出来て、ジュリも来年はこんな感じなのかな?と想像したり、ヴィッツ&エミーのご家族の方もみなさんやっぱり良い方ばかりで、とても楽しい一日でした。
    最後にいい思い出を作らせてもらいました。ジュリと一緒にひとつ仕事ができて嬉しいです。

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