ママ犬エミー号は、2010年7月13日に6匹のかわいい子犬を生みました。ジュリ(純粋な心をもつ女性をイメージして、ジュリエットから繁殖ボランティアさんが命名)が約一年間我が家で過ごした記録です。

2011年9月25日日曜日

おまけ:啓蒙活動お手伝い


今日は、ヤフードームで行われたイベントに盲導犬協会が出店、デモンストレーションするためお手伝いへ行ってきました。

こちらは、PR犬になりたてのヴィヴィ号2歳。
なりたて、とは思えないほどの落ち着きようでした。あんまり可愛くてなぜてたら、ひっくり返ってお腹をごろーん。おっと、ハーネスを付けているときは、PRのお仕事中なので触ってはいけないんでした。ごめんなさい。
こちらは、PR犬ダリア号。堂々の貫禄、5歳です。
いつも協会で見かける時は、事務所の中からこちらへ顔を出して尻尾フリフリしてる姿がジュリに雰囲気が似てるなぁと思っていましたが、こうしてお仕事中のダリア号は、キリッとしていて面長な美犬顔がますます冴えていました。
さすがにオンとオフがけじめついてます。
そして、こちらはパピーのヴィント君。
丸い耳とつぶらな瞳がキュートで、スレンダーな引き締まったボディと長い足のハンサムボーイです。

落ち着いたPR犬たちの中、「ぼくは、何するわん?どうするわん?」と緊張しつつ頑張って宣伝してくれました。
 体は大きくても、まだまだ7ヶ月のお年頃。
写真を撮るのが難しいっ(>_<)。



デモンストレーションの後は、ハーネスを外してふれあいタイム。犬好きの方がたくさん会いにこられ、募金もして下さいました。

なかには、「うちのラブが元気すぎて・・・」と訓練士さんに相談してる方も。
やはり、こんなにお利口さんな犬達を見ると、「こうなって欲しい!」って思いますよね。
ジュリの近況は・・・
がんばっているそうです(*^_^*)。
ジュリと姉妹のジェシカ2匹は、ほかの犬達より一回り体が小さくて「あれ?パピーちゃん預かってるの?」という雰囲気だそうです。きっと、性格的にも明るい2匹はまだまだ子供っぽくしてるのでしょう。

これは、羊毛をチクチクしてつくったジュリ人形です。初めて作ったので、バランスも悪いです。残っていたジュリの毛を少しまるめて心臓にして、羊毛で包んで作りました。家族からは、わら人形みたい!と怖がられました(^^;)。しかも、作ってる最中、針で刺すので。
我が家は、カラオケ、栗拾いなどイベントをこなし、来月には芋掘りも計画中です。冬休みに海外旅行をして、次のパピーを預かろう!と意気込んでいましたが、犬無し生活があまりに寂しく、犬無し旅行の計画も盛り上がらず、「やっぱり、パピーを早くください!m(_ _)m」とお願いしてきました。

パピーが来たら、またブログも忙しくなります(*^_^*)。

2011年9月12日月曜日

おまけ:あれから1週間

ジュリの修了式から1週間。心にポッカリと空いた穴をふさぐべく、毎日を必死に過ごしています。

ジュリグッズはその日に片付けましたが、ジュリがかじった痕に囲まれて過ごしてます。



先週、九州盲導犬協会から大きな封筒が届きました。早速開けようとした娘を制止して、「良い知らせとは限らないから」(神妙な顔つきで)と私が開けました。ただ、私が開けたかっただけなんですが・・・。
中には、修了式で撮った全体写真、家族写真、ジュリの同胞兄弟写真が!こんな短期間で、これだけの写真を準備して送付して下さる協会スタッフに感謝・感謝です。
ボケ〜っと暮らしているのを見透かされているのかしら・・・?

今は、とても寂しいです。
ジュリがいる間に読んだ、ユーザーさん達の本を思い出しています。盲導犬がユーザーさんにとって、どれ程の存在かということ。その盲導犬を生み出すために、たくさんの出会いや別れを繰り返す必要があること。一生懸命、頭で考えています。災害と違って、この悲しみは誰かが受け入れなければ盲導犬は作れない。その別れの悲しみも分かった上でのボランティアですからね。

そして、先輩P/Wの姿を見て元気をもらっています。いまは2頭目を預かって楽しそうにしている生活をブログで垣間見ると、「いつか笑える日が来るさ♪」と思えるのです。こうした繋がりがなければ、「もうお別れは嫌だ!やっぱり自分のペットを飼おう!」なんて気になってしまったかもしれません。
家族のその後はそれぞれです。
お姉ちゃんは、あくまでもP/Wを続けたい、と。
長男は、もういやだと言っていましたが、今は次のパピーに会えるのを楽しみにしているようです。
末っ子は、唯一残しているジュリのクッションによく寝そべって独り言を言ってます。
お父さんは、言葉にできない複雑な感情なようです。単純思考の私には分かりません。

手前味噌でお恥ずかしいのですが、お父さんがこのブログを本の形にしてくれました。ジュリの幼い頃の様子もいつでも読めるようになったので、懐かしもうと思います(*^_^*)。
また、こうした日記をこれからも綴っていけたらいいな、と願っています。

2011年9月5日月曜日

ありがとうがいっぱい

修了式では、預かっていた犬をお返しする訳ですから、約束通りで当たり前のことなのに、盲導犬協会の方々は私達パピーウォーカーの気持ちをとても大事にして下さいました。
「育てていただいてありがとうございました」
「こちらこそ、パピーウォーカーをする機会をいただいて、ありがとうございました」

家に帰って、家族にお礼を言いました。「パピーウォーカーをしたいというママの夢が叶えられたのは、家族の承諾と協力があったから。本当にありがとう。」と。
そしたら、子供達から「ママ、パピーウォーカーをしてくれてありがとう。」と言われました。

散歩のとき犬連れの方に、ジュリが盲導犬候補のパピーだと話すとほとんど「あら、可哀想」と言われました。ペットじゃないし、「ドッグランで遊びましょう」といった類の話しには入れないし、犬仲間とはちょっと違う。
私は、犬に可哀想なことをしてるんじゃない!とも言いたかったし、孤独に感じることもありました。だけど、理解を示してくださる方もいたし、ブログを通して、同じ立場の方と知り合って心強く、毎日カウンターの数字が増えると、それだけの方から応援してもらってるようで、私の支えでした。本当に、ありがとうございました。

それから、ジュリにも、ありがとう。会えてよかった。

昨日からありがとうがいっぱいで、私の頭の中を井上陽水&奥田民生が「ありがとう」を熱唱し続けています。

<修了式へジュリを送り出す家族の色々>

朝、ケージをたたんだり、書類を確認したりしながらバタバタと家を出発!した途端、ハンドルを握るお父さんが「うぅっ・・・」。もう、びっくり。口数少なめだな、とは思ってたけど、突然こうなるとは。泣きながら運転は危ないから、代わるよ〜と言ったけど、男の意地で運転してくれました(^^;)。

私は、自分がどう感じるかわからない、と思ってました。実際に、盲導犬協会でも理性が勝っていたし、しっかりとやるべき事はやったと思います。ジュリと離れたときは、娘と少し涙したけど、まだ分かってなかった。私って、想像力が乏しいんだと自覚したのは、家に帰ってから。
車を停めて、いつものように「ジュリをケージから出してね〜」とボケて子供達に言ったのに、誰も突っ込んでくれず、家に入ってから、お尻をふりふり出迎えてくれてたジュリがいなくて泣き崩れてしまいました。
リビングにも、キッチンにも、洗面所にも、いない。朝、ジュリが食べた後の食器だけが、洗わずにそのまま置いてありました。

そして、泣きながら掃除機をかけて、ジュリの毛を吸い取り、グッズを全て箱に片付け、予定通り、部屋を模様替えしました。

子供達は、
5年生の長女は、別れる時に少し泣き、ジュリの毛をTシャツにいっぱいこすりつけてました。
3年生の長男は、家に帰ってから、一人で隠れて泣いていたようです。
1年生の次男は、「帰ってくる」と信じているようです(^_-)。

ジュリの出発は、とても辛い体験でした。
昨年、愛犬を亡くしたときは、何をしてもただただ涙が出てきました。もう二度と会えない犬のことを話題にするのも怖かったし、私が結婚する前から飼っていた犬なので、家族にとっては「おかあさんの犬」で、気持ちを共有することも出来ませんでした。
でも、ジュリは死んだわけじゃないので、脱ぎ捨てた服がジュリに見えた、とか、ティッシュをゴミ箱に捨てても大丈夫、とか、靴下を落としてても心配ない、など、笑いながら家族と話しています。
ジュリには、これからがあります。どんな未来になるのか、幸せを願って見守り続けようと思います。

これからの我が家は、ジュリがいて我慢したリストの消化。
1.どんぐり村へ芋掘りに行く!(家畜がいる施設で犬は入場不可だったため)
2.カラオケにいく!(カラオケ店にも確認しましたが、ペットルームに小型犬は入室可です。大型犬もロビーを抱っこしてささっと部屋に入れば・・・とあれこれ考えてくれましたが遠慮しました)
3.海外旅行に行く!(実現できるのか!?)
などなど(^o^)。

<パピーウォーカーのススメ>
私は小学生のとき飼育委員をしていて、朝の始業のベルも聞こえずに作業を続けて、1時限目が終わった時に担任の先生がにこにこしながら呼びに来て下さったことがありました。ベテランの男の先生で怖かったけど、今思えば、とても良い先生だったんですね。
そんな子供で、卒業アルバムの将来の夢は「動物園の飼育係」でした。そして学生になり、夢は「獣医」に変わりました。
30年近く前に福岡に盲導犬協会ができた時、パピーウォーカーをしたいと両親に頼んだけれど、私は子供で飼育責任者にはなれないし、母は引き受けてくれませんでした。

そんな夢は何一つ実現せず、ただの専業主婦を送っていた私です。特別な技量があるわけでも、特技があるわけでもなく、普通に犬が好き、動物が好きなだけです。気持ちさえあれば、誰でもパピーウォーカーをやれると思います。
家具をかじられたり、服を破られたり、おしっこ臭くなったり、部屋が毛だらけになった事に怒りはありません。動物病院でお金を払うときは、正直ちょっと痛いけど(>_<)。それ以上のものを犬からもらいました。散歩をすることによってのダイエット効果は、年齢による老化と地球の重力に逆らうことは出来なかったものの、体調を崩すことなく過ごせたし、とても充実した1年でした。

言ってみれば、なんの儲けにもならないボランティアですが、「人のために何かをする」というのは、ひいては自分のためになっていると思います。何年にもわたってボランティアをされている方でさえ、おごったところは微塵もなく、盲導犬協会へいくたびに、心が洗われるような気持ちになってしまいます。

犬を飼ったことがない人でも心配いりません。犬の飼い方、躾け方のプロが常に見守ってくれていて、いつでも相談に乗ってくれます。うちの夫と子供も、犬初心者でしたが、犬を知り、大好きになりました。

こうしなくてはいけない、というルールは少しだけで難しいことはありません。私はもっと散歩に行った方がいいんだろう、と気になりながらも、子供の学校や家事が忙しいと犬を犠牲にすることも多かったと思います。
ちょっとでも興味があったら、ぜひ盲導犬協会へ話しを聞きに行ってみてくださいm(_ _)m。

2011年9月4日日曜日

修了式当日

夕べも雑魚寝。

「なんで、昨日も今日もみんなここで寝るわん?落ち着かないわんねぇ。」
 おはよ。ジュリ。
いつもの朝です。
さぁ、念入りにブラッシングしてお出かけしようね。
 車に乗り込んだ顔を並べてみても、1年のあいだにジュリが子供達の年齢を越えたことが分かります。

すっかり、落ち着いた表情です。
 今日は、ジュリの修了式。

ですが、ボーイスカウトの始団式もあったので、皆さんの許可を得てジュリもボーイスカウトになりました!?
ビーバー隊のなかよしの輪

歌を歌って輪を作ると、ジュリも自ら一緒に歩いて参加しました。


たくさんの人から可愛がられて、応援してもらって、励まされて、修了式へ臨みます。



盲導犬協会に到着。
兄弟犬に再会です。

「あら、ジュリ!久しぶりね〜!」
「ジェシカじゃないの!元気だった?」
(右・・・ジェシカ、左・・・ジュリ)

「ちょっと、ジェシカやせたんじゃない?ダイエットでもしたの?」

「そういうジュリ、あなたはちょっと太めね。もてないわよ。」

「あら、失礼ね。パクパク食べる子が好きって犬もいるのよ。」 

「だけど、ジェシカ
あなたと一緒で嬉しいわ。心強いもの。」

「私もよ、ジュリ。
これから頑張りましょうね。」 

「こんにちは。ジョンお兄さん。一段と男らしくなったわね。」

「ジュリ、久しぶりだね。お家は楽しかったかい?これから一緒に頑張ろうな。」

「そうそう、ジョン、このまえ私、エミーママに会ったのよ。 いま、お腹の中にパピーがいて、私達の兄弟がもうすぐ生まれるのよ。」

「そうか!エミーママは元気だったかい?」


「ママはとても幸せそうだったわ。私達もみんなの期待にこたえられるように、頑張らなきゃね。」


修了式の最中も、後ろに座ったナイル君とおしゃべりしてました。

ナイルくんは、台湾からの交換候補生。なんか、カッコイ〜。
 1年間のパピーウォーカーを終え、私は立派な「修了証書」を頂きました。感無量です。
それと、かわいい土鈴も。
ジュリ、これはジュリがうちにいた証しよ。
いつも応援してるからね。
 「おいしいわんか?」

だから、食べ物じゃないってば。
さて、いよいよ引き渡しです。一番お世話になった訓練士さんに渡しました。

今日は協会にいる間、一声も吠えませんでした。ジュリは、朝からボーイスカウトに体験入隊して活動していたので、協会についても興奮することもなく、落ち着いていました。



訓練士さんに渡したあと、ジュリはちょっとためらいながら、私に飛びつきました。

そして、もう一度、戻って飛びつきました。

きっと、別れの挨拶をしてくれたんだと思います。



 「がんばってね。がんばるもんね。がんばるのよ。」


 私と娘に挨拶を終えると、訓練士さんに

「はい、おわりました。大丈夫です。行きましょう。」とでも言うように、すんなりと左側について歩き出しました。

途中、何度か、ちらりちらりと振り返りながら。




でも、決して止まることなく、しっかりとした足取りで歩いていきました。
自分で進む道を選んだかのように。

私にとって、最後にジュリが2度飛びついて挨拶をしてくれた事は、最高の贈り物でした。
「わたしも、がんばるわん。みんなも悲しまないで応援してわん。」
13匹の候補犬が修了式を終えて、入学しました。
13匹のうしろには、その何倍もの数の人間が一緒に写真におさまり、
また、その何十倍もの写真にうつっていない方々からの応援を受けて
13匹は訓練に臨みます。
1頭でもおおくの犬が盲導犬になりますように。
がんばれ!



個人的な感想は、また今度・・・。

2011年9月3日土曜日

最後の夜

最後の週末は台風がやってきてしまいました。
でも、なんとか散歩には行って、いつも通りに過ごしました。
実は、土曜日からお姉ちゃんはキャンプ。テント飛ばされないかなぁ?

ジュリとは、金曜日が最後の夜だったので、お姉ちゃんとジュリと私でリビングに雑魚寝することにしました。

ジュリは自分のクッションの上に寝てます。
 恥ずかしながら、娘の寝顔。

私がお風呂からあがってきたら、ジュリが娘を寝かしつけていました。
しっかり手を握ったまま、娘は熟睡。
ジュリは起きているのに、そのままの姿勢でじっとしてました。
なんだか、感動しちゃいました。
「ありがと、ジュリ。もう、いいよ。」と声をかけると、スックと立ち上がって自分の寝床へ。

『ぜったい、話し作ってる!』って、思われるかもしれませんが、実話です。

私は犬を室内で飼うのは初めてです。ここまで人の言葉を理解し、気持ちを理解するとは思っていませんでした。ジュリだから?

私はいままで、犬を飼うには「群れのリーダー」にならなきゃいけないと思っていたので、もし噛まれたら噛み返してでも絶対に優位に立たねばならない、くらいに考えていました。もちろん、ジュリにその必要はありませんでしたが。

そのせいか、ジュリは四六時中、私にくっついて、私の指示を待つかのように見つめています。外でリードでつないでジュリから離れると、不安からか吠えてしまいます。私はジュリのリーダーになってしまって、ジュリが自ら考える能力を奪ってしまったのかもしれない、とちょっと心配です。

盲導犬になる犬の素質とは???
ペットとして、このままジュリと暮らすのは何とも幸せだと思います。こんなに心や言葉が通じるんです。でも、ジュリは盲導犬になるべく生まれた子犬。ジュリもその使命を分かっているかのように感じます。
きっと、明日は「使命を自覚して」「薄情な尻尾」を振って協会へ返っていくでしょう。また、そうあって欲しいです。

末っ子は、今日「ジュリ、盲導犬になったら逃げ出して、うちに帰ってくるんだよ。」とイケナイ事を教えていました。日頃から、
『盲導犬になって引退したら、うちに帰ってくるからね。』
『盲導犬にならないと、うちには帰ってこない(キャリアチェンジとなると、もう会えない)』と私が言ってるので、上のような言葉になったようです。

「ジュリが逃げ出してきたら、車にひかれちゃうよ」と言うと、「大丈夫。盲導犬になってるから、信号とかちゃんと渡れるからひかれない」そうです。

そして、今夜。
最後の最後の夜は、息子達とジュリと私でリビングに雑魚寝します(*^_^*)。


2011年9月2日金曜日

最後のハプニング!?

「はい、チーズ!」
「だはっっ!やっぱ、あっちぃよ〜!」はぁはぁはぁ。

学校が始まって、早朝散歩ができずに8時半から行ったら、やっぱり暑かった・・・。

でも、朝の園バスの時間にいつも会っていた、シバとビーグルの飼い主さんに久しぶりにお会い出来て、ジュリもお別れを言うことができました。
お姉ちゃんの誕生日。従姉妹と一緒にお祝いしました。
「わたしも、一緒だわん。」本当は、ジュリも一緒にテラスで・・・というはずだったんですが、外は台風の影響で強風吹き荒れていて、お店の方のご厚意で特別に店内に入れて頂きましたm(_ _)m。

<百道浜のマンマミーアさん、ありがとうございました>

当然、お利口に過ごすはず・・・でしたがっ(>_<)!
着くなり、テーブルの下でガジガジ・・・と、あっという間に首輪を食いちぎってしまいました(T_T)。
どうやって、盲導犬協会に帰るっちゅうねんっ!ってゆうか、食事の間中、どうしろっちゅうねん!ノーリードですか?
・・・などなど、頭の中が真っ白になりそうでしたが、首輪の布が長く残っていたので、平然を装いつつ、テーブルの下では必死の思いで首に結びつけました。強く引っ張ったらほどけてしまう、とドキドキでしたが、そこはお利口なジュリさんで、2時間、ちゃんと足下にいてくれました。ほっ(-_-)。最後の最後までドキドキさせてくれるんだからっ。


夕方、食事の準備をしていると、どこからともなくイビキが聞こえてきます。

見ると、ジュリ女王に小姓がふたり、かしづいていました(^^;)。

おとうさん、おかあさん、
わたくし、ほんとうは とおいほしから やってきた おひめさま なんです。
そろそろ おむかえがきます。わたくしが かえっても かなしまないで くださいね。いままで ありがとう。

おやすみなさい ぐーぐーぐー。

2011年9月1日木曜日

大人の階段のぼる?

 ♪あさがきた〜 あさがきた〜
きょうも あさがきた〜・・・♪
0655のオープニングで踊ってます。学校が始まりました〜。
実家で、リビングの隅っこでパソコンをいじってると、ひっつき虫のジュリさん、ここでも私の足下から離れようとしません。
 狭いし、コードはぐちゃぐちゃなのに。
案の定、キーボードの線くぐって落としたぞ。キーボードが落ちてきても、それでも足下にひっつき虫。
今まで、ジュリは2階には上がらず、私が上に行っても階下から、じ〜っと見つめていたのですが・・・
今日、私が洗濯物を抱えて2階へ行くと、この写真のように、申し訳なさそうな顔してついてきてました。
「きちゃった・・・わん」

階段を昇れないのではなく、昇らなかったんですね。
「いいよ〜。そこで待っててね。」
というと、部屋に入らずダウンして待ってます。いじらしいったら(>_<)。

ホントに、ひっつき虫です。
最近は、ウサギの世話をしに庭にでるお姉ちゃんについて行こうともせず、「カム!」と言われても「ううん、いかないわん」って調子。

外に出るのが嫌なのかと思いきや、朝の散歩にはイソイソと出かけます。

エサの時も以前のような勢いはなく、モグモグとたいらげる。大人になったのかなぁ?

明日はお姉ちゃんの誕生日。
ジュリも一緒にお祝いしようね。