ママ犬エミー号は、2010年7月13日に6匹のかわいい子犬を生みました。ジュリ(純粋な心をもつ女性をイメージして、ジュリエットから繁殖ボランティアさんが命名)が約一年間我が家で過ごした記録です。

2016年8月30日火曜日

6歳

7月で6歳になったジュリ。
ダイエットするように言われ、シニアの餌に切り替えるか検討中とか(⌒_⌒)

可愛くて、優しい雰囲気は変わらず。一緒にいると安心感があるのは、どっしりした体型のせい??(〃艸〃)

終始、ユーザーさんを見つめて、私が呼んでも、カムと言っても無視だったけど、見送りに出てきたとき、車に近寄ってきて乗ろうとしたような…??
車は当時と同じものなので、覚えてたのかな?とユーザーさんと驚きました。
地震のときも、どっしり安心感でユーザーさんを支えたジュリ。これからも元気で明るく過ごしてね。
会えて、とても嬉しかったよ(p^ェ^q)

2016年1月4日月曜日

2015年のジュリ

2016年を無事に迎えることが出来ました。写真はありませんが、ユーザーさんから伺った、2015年のジュリの近況を残しておきます。

ユーザーさんの家の前が園バスの停留所になっているそうで、毎朝、園児たちが「ジュリちゃ〜ん」と集まり、ジュリも子ども達を見送ることを日課にしているそうです。今はただ「犬」と遊んでる意識だけだと思うけど、大きくなって「盲導犬と」遊んでた事を思い出してくれたら良いな。盲導犬を身近に見て育つ、優しい子たちの未来に大いに期待しちゃいます。ジュリを通じてユーザーさんも知り合いが増えて楽しそうです。
ジュリがうちにいた頃は、末っ子がまだ幼稚園だったので、月齢の小さな時はバッグの中から、歩くようになったらリードで、毎朝私と一緒に見送っていた姿を思い出しました。

また、昨年はユーザーさんがお忙しく、JRやバスに長時間乗ったり、初めて行く場所へも外出にはいつも一緒に行ったそうです。お見舞いに行く先でもジュリが来るのを待つ人たちがいて、そんな時は必ずハーネスを外して、ジュリが尻尾を振ったり、甘えたりできるように自由にされるとか。ユーザーさんがジュリを100%信頼してるから出来るんでしょうね。

ユーザーさんとジュリの日常を私一人で電話で聞くだけではもったいない気がして、たくさんの方に講演して欲しくなりました。
きっと、ジュリだけではなく、盲導犬一匹一匹の毎日にドラマがあるのでしょう。

今年の7月には6歳になるジュリ、元気にユーザーさんと歩いてね。

2014年12月25日木曜日

Merry christmas! from Juli-santa

ジュリを応援してくださってる皆様、お待たせしました。
今年も、我が家に〝ジュリサンタ〟からクリスマスプレゼントが届きました。

今年は1.1キロのダイエットに成功したそうです!
活発でないジュリのダイエットは大変でしょう。

ジュリサンタさん、プレゼントありがとう!
これからもユーザーさんと仲良く、
マイペースでのんびりと、ね。

でも、雨の日でも嫌がらずに歩かないとダメよ〜!


ユーザーさんの足元でリラックスしたジュリ。
赤いパーカーは私が送った、盲導犬サポートショップのもの。
実はオデットとお揃いです(^ ^)。

2014年7月5日土曜日

2014年7月 〜再会!〜

どどーん!と今のジュリの写真です♪いえ、『ジュリ号』の貫禄でしょうか?

昨年の秋に協会の30周年の会場でユーザーさんにご挨拶しましたが、ジュリに触れ、ジュリと話すのは実に2年10ヶ月ぶりでした。
玄関へ尻尾フリフリ、腰フリフリで喜んだ様子で出迎えてくれました。ユーザーさんは、「分かるんだわ」って言ってくれたけど、ラブって、誰でも大好きで尻尾ふりふりですよね(^^)。それでも、やっぱり嬉しかったです。

ユーザーさんの手料理をご馳走になり、あんな話し、こんな話しは尽きません。困っていることはないかお尋ねしましたが、周囲の方も親切だし、ユーザーさんもジュリが来てから旅行にも行くようになったと伺いました。ご夫婦にとって、ジュリはまさに愛娘といった感じ。

いつも自分のハウス(マット)にいて、ユーザーさんから呼ばれたら側へ行き、並んだお二人の間に座っているそうです。お二人と一匹はとても幸せそうでした。
帰る時間になり、ユーザーさんが立ち上がると、お腹をだして寝ていたジュリもスックと立ち上がり、ピタリとユーザーさんの左側につき、並んで歩きます。もちろん、リードもハーネスもなしで、そのまま玄関の外へ、タクシーまで見送ってくれました。

ジュリがどこにいるか分からない時に「ジュリ、どこ?」と言うと、ピョンと軽くとんで、鼻先をユーザーさんの左手にタッチして場所を知らせるそうです。ご家族とジュリの息はピッタリと合い、ご主人はジュリが来た時から、別れる日の事を考えると涙が出てしまうと、涙目で話して下さいました。こんなに愛されて、幸せな犬に会えて、私もほっこり幸せ気分で帰途につきました。
盲導犬ボランティアの是非を問われて辛くなる時もありますが、こうしてユーザーさんの言葉を直接聞くことが出来て、前に進む元気が沸いてきました。

それにしても、ジュリの立派な態度には本当にびっくり。ラブって、歳を重ねるほど賢くなるんですね。それに、その賢い犬をペット化せずに、盲導犬としての役割をこなし続けるように飼育するのも簡単ではないだろうと想像します。

ある日、横から自転車が飛び出してきた瞬間、ジュリが自転車とユーザーさんの間に咄嗟に入って守った事があったそうです。そんな話を聞いて涙が出そうでした。
ユーザーさんご家族とジュリがこれからも充実した日々を送られますように。


2013年12月31日火曜日

2013年のクリスマス

 盲導犬としてユーザーさんと一緒に歩き始めて1年。
落ち着いた表情で、堂々としていますね。
女の子らしくて美人で(*^_^*)、とても可愛がってもらわれているのが伝わってきます。

7月の誕生日に夏用マナーコートを作らせてもらい、今度は厚い生地で作ってみました。雨でも、雪でも、ユーザーさんの仕事や私用があれば同行する盲導犬ですから防寒も必要です。

これらは全て、東日本盲導犬協会のボランティアさんが作られた型紙から作っています。

秋には、ユーザーさんご家族とジュリはディズニーランドに旅行されました。いただいた写真には、楽しそうな笑顔と私が作ったマナーコートを着たジュリが写っていて、とても嬉しく思いました。

また、パピーウォーカーとしては、盲導犬となった犬達が周囲の人々に受け入れられているか、邪険に扱われていないかというのが一番の心配事ですが、ジュリは周囲の方々からとても可愛がられているそうです。
時々、ユーザーさんの所へ、心を煩った方がジュリに会いたいと訪ねて来られると、ジュリはその人の側に行ってじっとしているそうです。ジュリは盲導犬ですが、セラピー犬のような事も出来るんだと驚きました。テレビで見る『特別な犬』みたいな事が出来るなんて!本当に、犬達の力には感心・感嘆します。


今年は、九州盲導犬協会30周年記念で、思いがけずユーザーさんとお会いすることができたし、ジュリが盲導犬になったことで、私もホコリを被った30年物のミシンを引っ張り出してマナーコート(もどき)を作ったりして、私自身にとって一歩前進できた年でした。これからも、自分の出来る範囲で、楽しみながらボランティアを続けていきたいと思っています。そのためにも健康でいなきゃ!


こちらの黒ラブちゃんは、ジュリの母犬のエミーちゃんです。ジュリとお揃いのマナーコートを着てもらいました。
私が知っているエミーちゃんのパピーは皆、優しくて、パピーウォーカーをメロメロにしてしまいます。エミーちゃんに会うと、そんな優しい気持ちを感じることが出来て、とても癒されます。
ありがとう!エミーちゃん!

2013年11月5日火曜日

盲導犬として一年

一年前、私がエレナの修了式をカウントダウンして落ち込んでいた頃、ジュリは運命の人と一緒に共同訓練に励んでいました。
そして、エレナの修了式と同じ12月に盲導犬としてデビュー。もうすぐ一年が経ちます。ユーザーさんにとって、初めてづくしの一年だった事と思います。季節が一回りして、これからは、より余裕を持って過ごせるのではないでしょうか。

ジュリが盲導犬となって、ユーザーさんとのお付き合いが始まり、7月のジュリの誕生日にはマナーコートを作って贈りました。このマナーコートは、東日本盲導犬協会のボランティアさんが改良を重ねて作られた大事な型紙を、快く、九州盲導犬協会に送って下さり、丁寧なマニュアルのお陰で、私のようなド素人も形にする事が出来ました。
本当にありがとうございました。

盲導犬協会は、台湾や海外の機関とも協力していますが、私達ボランティアレベルでは、他協会の様子を指をくわえてネットで垣間見るだけでした。
今回、東日本盲導犬協会の皆様には本当にお世話になりました。

ということで、私が初めて作ったマナーコートをユーザーさんはとても喜んでくれ、なかなか既製品が合わないジュリの体型にピッタリだと、しきりに褒めて下さいました(*^_^*)。ワンツーをする時も、そのまま出来るすぐれものだそうです。

そして9月。
九州盲導犬協会30周年の記念式典でお手伝いをしていた私に、訓練士さんが、「ユーザーさんとジュリが見えてますよ」と教えて下さり、初めてお会いすることが出来ました。ジュリを通して知り合えて、電話で話していたので、初めてお会いしたような気がしませんでした。
二年目に入り、ますます充実して、安心して任せられる盲導犬に成長してね。

2013年2月19日火曜日

ユーザーさんの言葉

協会誌に載っていたユーザーさんの言葉に、大変感銘を受けましたので紹介させていただきます。

「もともと歩くのが好きで、目が見えなくなってからも家の近辺ならよく白杖で歩いていました。しかし白杖はやはり危険だったり不便なことも多く、いつも不安を抱えてふわふわと歩いている、そんな感じだったんです。もっと安心して堂々と胸を張って歩きたい、そんな気持ちから盲導犬を持つことを希望しました。
 そして待ちに待った共同訓練。パートナーとなるジュリと初めて歩いてみたときは、本当に、本当に久しぶりに大地を思いっきり踏みしめて歩いているなぁと実感できたんです。この感覚は盲導犬と歩いてみないとわからないですね。
 もちろん、盲導犬がいるからと言ってすべて安心というわけではなく、道順とかきちんと覚えていないとジュリにしっかりと指示ができないので難しいと思いました。今までいかに人を頼っていたかということですよね。
 また、盲導犬の扱いも、ハーネスを持っているときと、リードを持っているときでは言葉のかけ方が違うなど覚えることがたくさんです。
 そして驚いたことには、『ここまで犬をほめちぎるのか』というくらい "Good" の連続。ほめて、ほめて信頼関係を作っていくということなんでしょう。人に対してもそうなんですが、自分が余裕のある穏やかな気持ちでないとなかなか相手をほめることはできないですよね。気持ちがこもっていないとちゃんと相手に伝わらないですから。いつも落ち着いて、一呼吸置く。精神面を安定させるうえでも役に立っています。
 そして私たち目の見えないものにとって、盲導犬はいつもそばにいてくれるという意味でもとても大きい存在です。これからはいつも一緒だと思うと心が躍ります。私は訪問マッサージの仕事をしていますが、近所のお得意さんのところなら自分で歩いていきたい思います。また、もともと旅行が大好きでしたが、なかなか限られたところしかいけませんでした。これからはジュリと共に東北や北海道など、いろんなところに行けるという希望が持てますね。そのためにも一日も早くジュリとの歩行や生活に慣れるように頑張りたいと思います。
 ご指導いただいた指導員の方やジュリを育ててくださったボランティアさん、応援してくださる皆様に心からお礼を言いたいです。ありがとうございました。」

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目が不自由な方の多くが同じ気持ちを持っておられるのだろうと想像します。私たち、健常者には決して分かることの出来ない感覚、持つことの出来ない絆を、ユーザーと盲導犬のみが持てるのでしょう。
ユーザーさんがおっしゃるように、一人と一匹の絆は始まったばかり。ジュリはたくさん褒めてもらって、ユーザーさんの一喜一憂が手に取るように分かるようになっていくのだと思います。


パピーウォーカーをしていると、つい犬を見がちですが、大切なのは、その先にあるユーザーさんの為のボランティアだという事を忘れてはならないと強く感じます。
ジュリは、車や飛行機に乗せられてあちこちを旅しました。どこへ行っても、興奮することもなく、平常心のジュリでした。きっと、東北や北海道で新しい思い出を作ることが出来ると思います。
私がジュリと過ごした1年間はほんの序章に過ぎません。これからジュリの物語の本編が始まります。この物語に加わることができてとても嬉しく思います。ありがとう。