ユーザーさんの家の前が園バスの停留所になっているそうで、毎朝、園児たちが「ジュリちゃ〜ん」と集まり、ジュリも子ども達を見送ることを日課にしているそうです。今はただ「犬」と遊んでる意識だけだと思うけど、大きくなって「盲導犬と」遊んでた事を思い出してくれたら良いな。盲導犬を身近に見て育つ、優しい子たちの未来に大いに期待しちゃいます。ジュリを通じてユーザーさんも知り合いが増えて楽しそうです。
ジュリがうちにいた頃は、末っ子がまだ幼稚園だったので、月齢の小さな時はバッグの中から、歩くようになったらリードで、毎朝私と一緒に見送っていた姿を思い出しました。
また、昨年はユーザーさんがお忙しく、JRやバスに長時間乗ったり、初めて行く場所へも外出にはいつも一緒に行ったそうです。お見舞いに行く先でもジュリが来るのを待つ人たちがいて、そんな時は必ずハーネスを外して、ジュリが尻尾を振ったり、甘えたりできるように自由にされるとか。ユーザーさんがジュリを100%信頼してるから出来るんでしょうね。
ユーザーさんとジュリの日常を私一人で電話で聞くだけではもったいない気がして、たくさんの方に講演して欲しくなりました。
きっと、ジュリだけではなく、盲導犬一匹一匹の毎日にドラマがあるのでしょう。
今年の7月には6歳になるジュリ、元気にユーザーさんと歩いてね。