日曜の午後

自堕落な日曜の午後です。

ジュリは９ヶ月になり、協会からもらっているマニュアル通りに成長しているように感じます。
甘噛みやいたずら盛りを過ぎ、６〜７ヶ月頃は天使の時期となり、拾い食いは多少あるにしろ従順でした。






８ヶ月頃からは、家の中では相変わらず天使ですが、外にでると、自分の意思を持ち始めたようで行きたい方向に引っ張ってみたり、待たせると吠えて抗議します。
吠える時は無視するべきなのでしょうが、外や店ではそうもいきません。

マニュアルによると、
「一層のけじめをもって接すること」
「人との信頼関係が充分にできていると、どんな場所でも平静でいられるようになります」とあります。

いつでもどこでも、飼い主を見つめる犬が理想ですが、家の中ではいつも私を見ているのに、外に出ると名前を呼ばないと振り返らない状態です。

どうしたらよいのでしょう。

答えを求めて、犬のブログを捜してみたり、本を読んだりしています。
それで、遅ればせながら、日本に「魔術師」と呼ばれる盲導犬訓練士・多和田悟さんがいることを知りました。犬と一瞬会っただけで、犬は多和田さんの言うことを聞くそうです。
多和田さんに訓練された盲導犬は、いつも嬉しそうに尻尾を振って働いているそうです。彼と犬が一緒にいる写真を見ると、どの犬も多和田さんの言葉を聞きもらすまい、表情を見落とすまいと一途に見つめています。

私は魔術師でもなく、神の手も持ち合わせていないので、どうしたらジュリの反抗期をうまく受け止めつつ、けじめをもって躾けをすることが出来るのか悩みます。人間の子供も同じでしょうが、愛情をたっぷり注いでるつもりでも、一体どう接したら実を結ぶのか･･･。悩みは続きます。